すーまん

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お金のこと

足りない年金2,000万円問題を投資せずになんとかしたい!やるべき3つのこと

2019年6月21日

足りない年金2000万円

 こんにちは、年金のこと日々考えているすーまん(@2525suman)です。

 

 金融庁の報告書によると、平均的な老夫婦が生活するのに必要な年金が、約2,000万円足りないことがわかりました。そしてこのことが、世間では問題になっています。

 

急に2,000万円足りないといわれても、投資はこわいし、どうすればいいだい!

 

 ということで前回の記事では、この問題を対処する準備として、現時点でどの位年金が足りないのか。調べてみました。

 

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 自分に足りない年金額がわかったところで、投資をせずになんとかするには、増やす、節約、貯めるの3つのことをやる必要があります。

 

 では、具体的になにをすればいいのでしょうか?対策案を紹介しますね。

 

 この記事は2019年6月21日時点でのデータをもとに作成しています。

 

増やす

札束

 増やすといっても、投資をして増やすというわけではありません。

 

 年金を増やすには、乱暴ですが年収を上げて、社会保険料をたくさん納めるという方法もありますが、現実的ではないので止めておきます。現実的な方法としては、こちら。

 

年金受給を繰り下げる(遅らせる)

 現在65歳から年金を受給できますが、実は1ヶ月繰り下げるごとに0.7%年金受給額が増やせるんです。

 

 最大5年まで繰り下げることができ、5年繰り下げると年金受給額が42%増やせます。

 

 逆に、繰り上げることもでき、1ヶ月繰り上げるごとに0.5%年金受給額が減る。最大5年繰り上げると年金受給額が30%減ってしまいます。

 

こんなに、増えるなら5年遅らせるしかないでしょ!

 

 ただし欠点がある。5年遅らせるということは、その間の生活費をどうするのか?ということ。そこで次の節約です。

 

 2022年4月から、さらに75歳まで繰り下げができるようになり、最大84%まで年金受給額が増やせるようになりました。

 

ここまでくると寿命との兼ね合いで、おトクかどうか?わからなくなりますわ。

 

70歳まで働く

 70歳まで働くことで、年金を繰り下げている間の収入を確保するだけでなく、貯金を減らさず生活をすることが重要になります。

 

 そのためにも、使える制度は徹底的に利用しましょう。その1つに高年齢者の雇用ルールがあります。

 

 定年年齢を65歳未満に定めている事業主は、その雇用する高年齢者の65歳までの安定した雇用を確保するため、「65歳までの定年の引上げ」「65歳までの継続雇用制度の導入」「定年の廃止」のいずれかの措置(高年齢者雇用確保措置)を実施する必要があります。(高年齢者雇用安定法第9条)

「継続雇用制度」とは、雇用している高年齢者を、本人が希望すれば定年後も引き続いて雇用する、「再雇用制度」などの制度をいいます。

 この制度の対象者は、以前は労使協定で定めた基準によって限定することが認められていましたが、高年齢者雇用安定法の改正により、平成25年度以降、希望者全員を対象とすることが必要となっています。

 なお、継続雇用先は自社のみならずグループ会社とすることも認められています。

(引用)厚生労働省 高年齢者の雇用

 要するに、65歳までは会社が倒産、リストラされない限り大丈夫。

 

 65歳以降は、そのまま働くか、パートやアルバイトで70歳までしのぎましょう。

 

投資したくないならギリギリまで、働くしかないんや。

 

節約

節約

 年金を殖やすのにも限界があり、節約をし支出を減らさなければ、年金だけで生活するのは不可能です。

 

 そして節約するといっても、食費などの変動費は我慢し続けないと節約できませんし、長続きできないので無理しなくていいです。

 

 それよりも固定費の節約をしましょう。1度やってしまえば、我慢することもなく無理なく節約を維持できます。

 

楽天経済圏の活用

 節約するなら、楽天経済圏を利用しない手はありません。うまく利用すれば、かなりの節約になります。

 

キャッシュレス

 基本的に支払いは、楽天カードまたは楽天カードに紐付けした電子マネーを利用することで、楽天ポイントが1%貯まります。

 

 さらに、楽天市場で買い物をすれば最大44%になるキャンペーンも頻繁に開催されていますので、ポイントの貯まりやすさはかなりのもの。

 

ふるさと納税

 ふるさと納税をして、食品や日用品など返礼品を選べば、生活費の節約にもなります。

 

 しかも、楽天市場ならポイントも貰えるし、使い道に困る期間限定ポイントも使えるし、実質0円で税金も払うことができるのでお得です。

 

 僕のおすすめの返礼品については、以下の記事を参考にしてください。

 

ふるさと納税 メロン
【楽天】今すぐ食べたいおすすめのメロン!ふるさと納税でお得に手に入れよう

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楽天でんき

 本来、電気料金は変動費ですが、電力自由化にともない、今までと使い勝手は変わらないのに、電気料金を安くできるようになりました。

 

 楽天でんきであれば、楽天ポイントも貯まるし、楽天ポイントで支払いもできるので、実質0円にするのも可能です。

 

 楽天でんきについて、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 

楽天でんき
【比較】楽天でんきはホントにお得だったのか?3ヶ月利用した僕が真実を語る

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水筒の活用

 飲料代も変動費ですが、水筒を活用すれば食費よりも無理なく節約できます。

 

無理なく長続きできて約5,000円/月節約できました。

 

【水筒男子】ズボラな僕でも無理せず長続き!飲みもの節約方法とは!?

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 貯める

豚の貯金箱

 年金受給額の最大化、節約による生活費の削減によって、お金が余ってくると思います。

 

 お金を貯めておくことで、年金が少し足りず貯金を取り崩すことになったとしても、生活していくことは可能です。

 

 本来であれば、投資をすべきでしょうが、今回は投資を一切せず何とかしたいので、銀行に預けるよりも有利にお金を貯める方法を紹介します。

 

企業型確定拠出年金

 企業型確定拠出年金は、退職金制度がない企業であれば最大5.5万円、退職金制度があれば最大2.75万円まで利用できます。

 

 掛け金は勤め先が出してくれるので、利用しない手はありません。

 

 企業型確定拠出年金制度があるのであれば、元本確保型の商品を選びましょう。

 

 さらに、マッチング拠出を導入しているのであれば、自分で掛け金を追加する必要がありますが、全額所得控除の対象なので税金が安くなり、おすすめです。

 

 欠点は、基本的に60歳まではおろすことができないこと、勤め先が出している掛け金と同額までしか追加できない。

 

 かつ、勤め先と自分の掛け金を合わせて、退職金制度の有無によって5.5万円2.75万円までとなっていることなどです。

 

じぶんの積立

 明治安田生命から販売している。この「明治安田生命じぶんの積立」の特徴として

 

100%以上の受取率

 この商品のすごいところは、いつ解約しても100%以上の受取率というところ。

 

月々5,000円から

 1口5,000円から申し込めるので、無理なく続けられる。5年間の保険料払い込みで、10年満期に3%増になって受け取れる。

 

例えば、月々5,000円を5年間、保険料を払い込み10年満期になると5,000円×12ヶ月×5年×103%=30.9万円となる。

 

ちなみに、最大4口までな。

 

健康状態関係なし

 年齢等の条件さえ満たせば、健康状態の告知は不要!

 

ほうほう、なるほどな。

 

生命保険扱い

 実はこの商品、生命保険扱いなんです。いちおう保険も備わっていて、万一の場合、災害死亡給付金を既払込保険料の1.1倍受け取ることができます。

 

 生命保険扱いということは、一般生命保険料控除の対象になるので、お金を貯めるのに向いています。

 

これなら、銀行に預けるよりお得やん。

 

まとめ

 今回の足りない年金。実践編。を簡単にまとめると、こんな感じになる。

この記事のまとめ

お金を増やす

お金を節約

お金を貯める

 将来、年金生活するにあたり投資を一切せず、なんとかすることは、いちおうできそうですが、結構大変だということが自分で記事を書いてみて思いました。

 

結論!投資をした方が、もっとラクに対処できそうです。

 

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【初心者】はじめて投資するなら投資信託がおすすめな理由。

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 という他のブロガーさん達の結論にいたるのであった…。

 

 この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。

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