こんにちは、連続増配銘柄大好きすーまん(@2525suman)です。
2019年から本格的に、米国株の連続増配銘柄に投資を続けているわけですが、現時点でその良さを実感してる。
今回は、日本株、米国株かかわらず連続増配銘柄の魅力を紹介します。
2019年7月10日時点でのデータをもとに作成しています。
連続増配銘柄とは金のなる木
連続増配銘柄とは、簡単にいうと配当金が毎年増える銘柄のことであり、金のなる木でもあります。
つまり保有しているだけで、企業は僕やあなたのために金のなる木(配当金)を育てくれる。

高配当銘柄とどっちがいいの?
高配当銘柄には、配当性向重視の銘柄と配当金が一定の銘柄の2種類があります。
配当性向重視銘柄
配当性向とは、純利益に対し、いくら配当金を支払ったか?の割合のことなんですが、この配当性向重視の高配当銘柄の代表的な銘柄として、日産自動車(7201)などが有名です。

配当性向重視の銘柄は、業績によって配当金が左右されるので、安定した配当金生活に向いていません。
業績が好調のときは増配されいいのですが、業績が不調になると減配されることがあります。
日産自動車(7201)も2011年度から続いた増配も、19年度では配当金が17円減配する見込みです。

配当金一定銘柄
もう1つの配当金が一定の銘柄ですが、業績に左右されず必ず毎年同じ額の配当金を受け取ることができます。
この配当金一定銘柄の代表的な銘柄として武田薬品(4502)が有名ですね。
たしかに配当金は安定していますが、場合によっては利益以上に配当金を支払うため、赤字続きの場合、企業の体力がないといつまで続けてもらえるか、わからないのが不安です。
しかし、連続増配銘柄は高配当とは限らないため、高配当銘柄のほうが一見するとよく見えますが、それでも、連続増配銘柄を選ぶことをおすすめします。

なぜ連続増配銘柄いいのか?
その理由として、連続増配銘柄のKDDI(9433)と配当金が一定銘柄の武田薬品(4502)を2010年3月末から2019年3月末まで、保有した場合を比較してみることにします。
まずKDDI(9433)の株価は2010年3月末の時点で806.6円、配当金は21.67円でした。
もし2019年3月末まで保有したとすると、配当金は105円と約5倍にまで増え、配当利回りにいたっては約2.68%から約13%まで増えていることになる。
次に武田薬品(4502)の株価ですが2010年3月末の時点で4115円、配当金は180円でした。
もし2019年3月末まで保有したとすると、配当金は180円と全く変わっておらず、配当利回りも約4.37%から増えていないことになる。
つまり、最初は高配当銘柄に負けていたとしても、保有しているだけで勝手に高配当銘柄以上の連続増配高配当銘柄になってしまうというわけなんです。


連続増配銘柄にも欠点はある
業績が右肩上がりじゃないと、配当性向が上がってしまうので減配する可能性が高くなる。
何十年も増配を続けてきた明光ネットワーク(4668) がいい例です。

個人的には、日本株なら50%以下、米国株ならもう少し高くてもいいかなって思ってます。
連続増配銘柄は、どうやって探すの?
日本株であれば、「配当チェッカー」というサイトで確認します。
しかし、現在更新が止まっているので、あくまでも参考程度にしてください。
ある程度、目星がついたら「IR BANK」というサイトで配当金関連のことを調べよう。米国株であれば、「日経平均株価AI予想」というサイトから、米国株の連続増配年数ランキングから確認できます。
このランキングを参考に、「MorningStar」と楽天証券で調べれば、あなたの知りたいことは大体わかるはずです。

まとめ
今回の記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
- 連続増配銘柄とは金のなる木
- 高配当銘柄より連続増配銘柄のほうがいい
- 連続増配銘柄を探す
- 気になる銘柄があれば、より詳しく調べる
この記事を書くため、過去の配当実績を調べたり比較をしましたが、調べれば調べるほど連続増配銘柄の魅力がわかった気がします。

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配当金生活のための投資戦略!2020年の金のなる木の育て方
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この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。