こんにちは、移住先候補での住まい探しをしているすーまん(@2525suman)です。
セミリタイア後の住まいは決めていますか?今のところに住み続ける人、セミリタイアを機に引っ越しをする人など、いると思います。
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ゼロから始めるセミリタイア生活に必要な3つのこと
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たとえば、引っ越しをするとして家を買うか?賃貸にするのか?悩むところですが、個人的にはセミリタイア生活に必要な運用資金を、家を買うのに使いたくありません。
資産運用して、配当金から家賃を支払いたいと考えているので、賃貸にするつもりです。
しかし、民間の不動産会社で家を借りようにも、セミリタイア生活では、正社員で働いていたころよりも信用がなく借りづらい。
じゃあ、どうすればいいの?ということで、解決策の1つとしてUR賃貸住宅をオススメします。その理由も5つ紹介しますね。
この記事は2019年9月14日時点のデータをもとに作成しています。
UR賃貸住宅とは
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が管理する賃貸住宅で、全国に約72万戸ございます。「UR賃貸住宅」の「UR」は、都市再生機構(Urban Renaissance Agency)の英語略称です。
(引用)UR賃貸住宅
UR賃貸住宅がオススメな5つの理由
UR賃貸住宅がオススメな理由として5つあります。
お金さえあればいい
セミリタイア生活をすることで、信用がなくなったとしても、UR賃貸住宅の場合、お金さえあれば無職でも借りることができます。
簡単にいうと以下の3つの条件のうち1つでも満たせばいい。

1.平均月収がURの定めた基準以上あること
給与収入、事業所得、不動産所得、雑所得(年金等)など将来も継続すると認められる平均月収がURの定めた基準以上あること。と公式に書いてあります。
バイトやパートの収入で達成できるとは思えない基準であり、配当所得や株式の譲渡所得がメインとなるセミリタイア生活者には、この条件を満たすのは難しいと思う。
なので、参考程度に知っておくといいと思います。

2.家賃を最低1年分前払いすること
家賃等の一時払い制度を利用して、最低1年分前払いすればOKです。
たとえば、家賃が5万円/月だったら60万円払えばいいってこと。
この条件が、もっとも簡単で現実的だと思うのでオススメです。

3.家賃の100倍以上貯蓄額があること
さいごに、家賃の100倍以上金融機関の口座に預貯金があることなんですが、預貯金であって資産が100倍以上あってもダメなので気を付けましょう。
たとえば、家賃5万円/月だとしたら金融機関の口座に500万円入っていることが条件になります。1,000万円分の株を持っていても意味はない。

家賃の100倍の現金を口座に入れるとなると、一時的とはいえ一旦資産を売却して現金化するか、前もって100倍の預貯金を確保する必要があります。

1、2年分の生活防衛費を口座に入れている程度では、この条件を満たすのは難しいといえる。

礼金、仲買手数料、更新料不要
UR賃貸住宅では、敷金2ヶ月分必要ですが民間の不動産会社であれば必要な礼金、仲買手数料、2年ごとの更新手数料が不要なんです。
たとえば、家賃5万円/月の部屋を2年間借りたとするとUR賃貸住宅と民間では、こんなにも大きな差になります。
家賃5万円/月の部屋を2年間借りた場合
- UR 5万円/月×24ヶ月+敷金10万円=130万円
- 民間 5万円/月×24ヶ月+敷金10万円+礼金10万円+
仲買手数料5万円+更新手数料5万円=150万円
民間の場合、敷金と礼金が2ヶ月分、仲買手数料と更新手数料が1ヶ月分取られることが多く、2年ごとにUR賃貸住宅との差は5万円ずつ開くことになる。
もし、10年間借りたとするとURでは610万円なのに対し、民間では650万円と借りる期間が長いほど、その差は大きくなります。

保証人不要
セミリタイアをして家を借りる時に困るのが、正社員でないため信用がないこと、あと保証人の問題がある。
保証人なんて、知り合いには頼みづらいし、高齢の両親に頼むのもアレだし、民間の保証会社だと金がかかる。
その点、UR賃貸住宅だと保証人は不要のため、そんな心配なんてしなくていいんです。

家賃等の一時払い制度がある
1年から10年のうち、1年単位で家賃と共益費を一時払い(前払い)することができる。
この制度のメリットは、支払い期間に応じてURの定める割引率で家賃等が割り引きされるので、毎月払うより安く済む。
お金があれば10年分払うのが一番いいと思いますが、その分、投資に使えるお金が減るのが悩みどころです。

地震に強い
新耐震基準や旧耐震基準で建設したUR賃貸住宅でも、大震災時に大きな被害がないくらい地震に強いのは安心できます。
旧耐震基準で建設されたUR賃貸住宅についても、耐震診断、必要な耐震改修が計画的に進められている。

ただし、こんなイマイチなところも
これまで、いいことばかり紹介しましたがイマイチなところもあります。
それは、築年数の古い物件が多いこと。古い物件は、リフォームされているとはいえ、浴槽がバランス釜だったり、室内洗濯機置き場がない、和室しかないなどがたまにある。
あと、日本全国にUR賃貸住宅があるわけでないので、選択肢が限られていること。

まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
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UR賃貸住宅なら、お金さえあればなんとかなる
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礼金や手数料が不要
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保証人不要なので、ぼっちにも安心
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家賃等の一時払い制度を活用すれば安くなる
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地震に強いので安心して住める
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設備が古い、室内レイアウトもイマイチな物件がある
UR賃貸をおすすめする最大の理由は、セミリタイアをして信用がなくても、保証人がいなくても、お金さえあればなんとかなるというところなんです。
どこで家を借りるかは、決まりました。次は、もっとも悩むどこに移住すべきか?いろいろな視点から、自分にとって一番だといえるところを探したいものですね。
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この記事が生活向上の参考になれば幸いです。