こんにちは、株主優待大好きすーまんです。
日本株投資のメリットといえば、株主優待ですよね。株主優待目当てで、日本株に投資をしている投資家も多くいます。
僕も日本株は、株主優待重視で投資しようと考えています。
そこで今回、大阪で泊まったお気に入りのホテル「エスペリアイン大阪本町」が「サムティ(3244)」の株主優待で、もらえる無料宿泊券が使えるということで、銘柄分析し買いなのか?判断してみました。
結論からいうと「買い」といえる。それはなぜか?詳しく説明します。
この記事は2019年9月27日のデータをもとに作成しています。
事業内容
まずは、サムティとはどんな事業を行っているのか?ですが
サムティグループは、事業用地の仕入、マンションの企画・開発、賃貸募集、物件管理、販売及び保有をグループ内で完結できる「総合不動産会社」として成長を続けています。
多様な資産をバランスよく保有し、安定した賃料収入を得る不動産賃貸と、投資家向け収益マンション及びホテルの開発・販売が、サムティグループの事業展開における収益の2本柱です。
その他に、資産効率の良いフィービジネスを3本目の収益の柱とすることで、「総合不動産会社」としての総合力を強化し、より安定した収益基盤の構築に取り組んでいます。
(引用)サムティ株式会社 ビジネスモデル
参考:- ビジネスモデル | 事業紹介 | サムティ株式会社
その他事業とは、具体的にはホテルの客室収入、運営報酬。分譲マンション管理運営報酬などの収入を中心としたビジネスのこと。
首都圏はもちろんのこと、地方大都市圏内にも事業領域を展開しており、収益性が高く、競合他社も少ないビジネスモデルが特徴。
単なる不動産会社と思ったら大間違いやで。(゚Д゚;)
業績
次に業績ですが、とくに重要といえる項目について説明します。
売上高
売上高についてはグラフを見ればわかるとおり、2014年の243億6,300万円から2018年の実績では842億7,400万円と3倍以上、右肩上がりで推移している。
2019年の業績予想では860億円となっています。
なんという成長力!(゚Д゚;)
営業利益
2014年には40億4,200万円だった営業利益が、2018年実績では140億3,300万円と3倍以上、右肩上がりで推移している。
2019年の業績予想では160億円となっています。
売上高の成長をみれば、当然こうなるわな。(*´ω`*)
当期純利益
当期純利益も同様に2014年実績では、23億400万円だったのに対し2018年実績では84億8,900万円と3倍以上、右肩上がりで推移している。
2019年の業績予想では95億円となっています。
サムティが好調な理由として、継続する低金利政策や外国人観光客の増加による店舗・ホテルの需要増。主要都市でのオフィス空室率の低下による収益性向上などがあげられる。
売上高といい、営業利益といい、当期純利益といい、ここまで右肩上がりなのが怖いくらいだよ。(*´ω`*)
売上高営業利益率
財務総合研究所調べによると日本では、金融、保険業を除く全産業の売上高営業利益率の平均値は2018年時点で4.4%と低い。
同業種である不動産業でも平均値は11.1%になっています。
その点、このグラフを見ればサムティの2018年の売上高営業利益率は16.7%と、かなり高いことがわかる。
日本企業では売上高営業利益率が10%はないと、優良企業とは言えないらしいぞ!(゚Д゚;)
イマイチなところ
一見、完璧なサムティといえどイマイチなところがあります。
それは、自己資本比率が低いこと。2018年は37.9%と結構高くなったものの、それまでは20%台でした。
しいていうなら、このぐらいでしょうか?
人口減などの問題は、以前別記事で説明したとおり、すぐにどうこうなる問題でもないです。
もっと早く気づいていれば、買っていたのに。(゚Д゚;)
配当金
配当利回りは4%近くある高配当銘柄である。
配当金についても、僕の調べた限り2010年以降1度も減配したことがなく、むしろ少しずつ増配しているほど。
サムティでは株主への利益還元を重要課題としており、20%程度だった配当性向も2019年では32%を予想しており、2020年の配当性向を30%以上にすることを、目標に掲げています。
配当性向が30%程度であることから、今後も減配リスクは低く、逆に増配する可能性のほうが高いといえる。
高配当銘柄として持っておくのも悪くない。(゚Д゚;)
株主優待
持ち株数に応じて、ホテル共通宿泊割引券、無料宿泊券、天橋立ホテルの宿泊割引券などがもらえます。
それぞれの条件として、以下のとおりになります。
狙いは、無料宿泊券を2枚もらえる300株一択でしょう。
これがあれば、東京や大阪へ行ったとき無料でホテルに泊まれますよ。
株主優待で泊まれるホテルなんて、たいしたことがないと思っているそこのあなた!実際に泊まってホテルの様子を確認してきましたが、めちゃくちゃ満足しました。
だから、サムティが欲しくなったわけで(*´ω`*)
まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
- 業績は2014年以降、右肩上がりで推移している
- 配当金は2010年以降、1度も減配していないどころか増配傾向
- 株主優待の無料宿泊券で泊まれるホテルは満足度高し
業績、配当、優待よしと問題なく、今後もオリンピック、大阪万博、リニア開通などイベントも多く、しばらくは業績にいい影響がでそうですね。
こういったことを込みで、このサムティは「買い」といえます。
この記事が生活向上の参考になれば幸いです。