こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
みなさまヘリオステクノHD(6297)は、ご存じでしょうか?
はっきり言って、地味すぎて知らない人が多い銘柄ですが、僕の場合、あまりに好きすぎて7,000株保有しているゆいいつの日本株。
それだけでなく、ブログも2本書いてしまうぐらいなんです。
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ヘリオステクノHD(6927)から株主優待が届いたので開封してみました
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そんな、ヘリオステクノHD(6927)が2019年11月5日に、とんでもない決算を発表したんですよ。
決算発表を受け、どう行動すべきか?僕個人の見解としては損切りせず保有することに決めたわけですが、その理由を、このあと説明します。
参考までに直近のポートフォリオをご覧ください。
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ポートフォリオを公開するよ!2019年10月
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この記事は2019年11月8日のデータをもとに作成しています。
ヘリオステクノHDの決算発表
ヘリオステクノHD(6927)は製造装置事業、ランプ事業、人材サービス事業の3つの事業を展開しています。
売上高の大半を占める製造装置事業は、中国を中心としたアジア市場をメインとしているため、米中通商問題をモロに受けることになる。
米中通商問題の長期化、中国経済の減速、業界の先行き不透明感などから設備投資需要が大きく減る結果になりました。
2020年3月期第2四半期決算短信を見てみると、前年同四半期と比べて売上高は37.5%減、営業利益は90.4%減、経常利益90.3%減というひどい有様。
そして、低めに予想していた2020年3月期の連結業績予想を、前期と比べ売上高で29%減、営業利益は75.5%減、経常利益は75.1%減に下方修正。
からの、2020年3月期配当金を30円⇒6円に減らすという予想も…。

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決算発表翌日の株価
減収減益、業績予想下方修正、減配と気持ちのいい3連コンボを決めた。翌日以降の株価はというと…。
11月5日の終値621円から、翌日はストップ安の521円となり、499円、498円と推移しています。

それでも損切りしない3つの理由
こんなひどい決算発表を見たら、誰だって損切りして逃げ出すのもわかります。
それでも僕が損切りしない3つ理由として、世界初の案件、減益だが赤字ではない、減配だが無配当ではないからです。

1.世界初の案件
それは2018年9月11日に発表した。「近紫外から近赤外光にわたる超広帯域LED素子」を世界で初めて開発したこと。
この技術を使い商品化できれば、さまざまな産業分野において、従来のハロゲンランプなどを代替する新しいメンテナンスフリーな小型で省エネ光源として普及していくことが期待できます。
つまり、将来性は無限大ということなんですよ!
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2.減益だが赤字ではない
決算発表を見ると、とんでもない大幅減収減益です。
しかし、連結業績予想で売上高を前期比30%近く下方修正しても、赤字とならず利益が出せるということは、コストカットもしっかりとしていることがわかる。
それだけでなく、今回と同様に大きく売上高の落ちた2012年3月期は、事業構造改革をすすめることで、2017年3月期は各事業の様々な取り組みにより、翌年以降は売上高、利益ともに不死鳥のごとく復活しました。
以上のことからこのまま、何の対策もせず見守るだけということは、ないと思っている。
そして、業績が回復したあかつきには、これまで以上に大きく利益が出せることでしょう。なので、赤字でないなら損切りする理由になりません。
3.減配だが無配当じゃない
減配したことで、高配当銘柄としての魅力はなくなったことで、損切りする人も多いことでしょう。
僕個人としては、高配当じゃなくなるのは正直言ってキツイですが、無配当でないなら、もう少し様子を見てみるのもいいかもと思って、損切りせずにいます。
まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
● 大幅な減収減益
● 大幅な減配
● 翌日の株価はストップ安
● 3つの理由があるから損切りしません
以上のことから損切りせず保有すると判断しました。しかし、買い増しもするつもりもありません。
この判断が吉とでるか凶とでるか。今後のヘリオステクノHD(6927)の動向に期待ですね。
ヘリオステクノHD(6927)を損切りせず保有し続けた男の末路とは…。いったいどうなってしまうのでしょうか!?次の報告をお待ちくださいませ。

*あくまでも個人の判断ですので、自己責任でお願いします!
この記事が楽しいセミリタイア生活の参考になれば幸いです。