こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
先日、SBIに引き続き楽天が取引手数料無料化にする準備をしていると、ニュースサイトで見ました。
そうなると、楽天証券とSBI証券どっちがいいのか?気になりますよね。
今回は、両証券会社を10年以上利用してきた僕が、どんな人がどっちの証券会社がおすすめなのか?紹介します。
参考までに、前回の記事もどうぞ!
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ついに楽天も取引手数料無料化!どんな投資戦略をとれるのか考える
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この記事は2020年1月18日時点のデータをもとに作成しています。
楽天証券とSBI証券どっちがおすすめ?
これまでは、取引手数料無料化をするということで、新規口座開設をするならSBI証券一択でした。
しかし、ここにきて楽天も取引手数料無料化の準備を進めているという。
実現すれば取引手数料で比較して、どちらがいいとは言えなくなります。
ほぼ似たようなサービスを提供している両証券会社ですが、それぞれの証券でしかない部分で比較して、自分にとってどっちが必要なのか?見極める必要があります。
そこで個人的にいいなと思った両証券会社のいいところで比較してみました。
結論からいうと、過去のデータやクレジット決済で投資をしたいなら楽天証券。米国株投資にこだわるならSBI証券を選ぶべきでしょう。
楽天証券のいいところ
SBI証券にはない。これはいいと思ったメリットは、過去のデータを見ることができること。そして、クレジットカード決済で投信積立ができることの2つです。
過去のデータを見れる
過去のデータをさかのぼって見ることができるといっても、どのくらい過去かというと、少なくとも僕が楽天証券口座を開設した2006年から現在までの各種データを見ることができました。
例えば、初めて買った株は何だったんだろう?と思ったら調べることができるし、あの年のあの実現損益も、簡単に調べることができる。

各種データが見やすく整理されているので、確定申告時には最大の効果を発揮します。

クレジット決済で投資
楽天カードであれば、月50,000円までクレジット決済で投資信託を積立ができる。
楽天カードで決済できるので、楽天ポイントが月500ポイント、年間6,000ポイントを無理なく貯めることができる。
貯めたポイントでさらにポイント投資をすれば、条件次第で楽天市場でのポイントが+1%となり、楽天市場をメインとして利用している人であれば、楽天証券を選んでもいいかもしれません。

SBI証券のいいところ
楽天証券にはない。これはうらやましいと思ったメリットは、為替手数料が安いこと。そして、米国貸株サービス(カストック)が利用できることの2つです。
為替手数料が安い
ちょっとした裏技を使うことで、通常1ドルあたり片道25銭かかる為替手数料が片道4銭にまで下げることができる。
これは、証券会社の中ではトップクラスに安い!

その方法とは、住信SBIネット銀行で円をドルに換えて、ドルをSBI証券に入金するだけ!しかも、リアルタイム入金が可能で入出金手数料は無料という太っ腹。
これがどれだけすごいことなのか?計算すると、円を10,000ドル換金するだけで2,500円かかるところを、この裏技を使うだけで400円で済むわけです。
これがどんどん投資を進めて資産が増えてくると、バカにできない金額になります。

米国貸株サービス
もう1つがこの米国貸株サービス(カストック)。SBI証券だけは、米国株も貸株サービスを利用することができます。
2,000銘柄以上が対象であり、貸株金利は年0.01%~2%まであるので、少しでも利益を拾っていきたいという人にはいいかもしれません。
しかし、貸株にもさまざまなデメリットがありますが、1番のデメリットは投資者保護基金の対象でなくなること。
つまり、貸株サービスを利用中にSBI証券が倒産したら株券は保護されません。自己責任です。

それぞれのいまいちなところ
楽天証券はSBI証券と比べて、為替手数料が片道1ドルあたり25銭と割高であること。

あと、米国株配当金が支払予定日より3、4日遅いこと。Twitterで配当金の支払い報告があるたび、くやしい思いをしています。
SBI証券は過去のデータが2年分しか見れないこと。2年以降は電子ポストで見るしかなく、その電子ポストも5年分しか見ることができません。
その他、各種データも見づらいこと、この上ない。

まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
- 楽天証券は過去のデータを見れる
- 楽天証券はクレジット決済で投資ができる
- SBI証券は為替手数料が安い
- SBI証券は米国貸株サービスがある
- それぞれのいまいちなところも理解しておこう
改めて、両証券会社を比べてみると、どちらにもいいところ、いまいちなところがあり、どちらか1つというよりも使い分けて運用するのも、面白いかもしれませんね。
他にも両証券会社には楽天ポイント、Tポイントがあり、証券会社を選ぶ判断材料にしてもいいと思います。

この記事が楽しいセミリタイア生活の参考になれば幸いです。