すーまん

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【複雑】2024年から始まる新NISA!わかりやすく説明します

 こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。

 

 2019年12月12日、現行のNISAは2024年に新制度に移行、つみたてNISAも5年間延長すると2020年度の与党税制改正大綱が正式に決まりました。

 

 

 このときは、情報も少なく錯綜していましたので、記事に取り上げませんでした。

 

 現在は必要な情報もそろいましたので、今回は複雑でわかりづらい新NISAについて、わかりやすく説明します。

 

 この記事は2020年2月26日時点でのデータをもとに作成しています。

 

新NISAとは

 新NISA(2024年から5年間)
年間投資上限額2階 102万円
1階 20万円
非課税期間1・2階 5年間
口座開設可能期間2023年から2028年まで
投資対象商品2階 上場株式・公募株式投資信託等
1階 つみたてNISAと同様(積立・分散投資に適した一定の公募株式投資信託等)

(引用)金融庁 令和2年度税制改正についてを基に著者が作成

 

 新NISAの非課税期間は、2024年から2028年までの5年間、年間投資額としては122万円までの2階建て構造になります。

 

 1階部分は20万円のつみたてNISA枠。2階部分は100万円の従来どおりのNISA枠となる。

 

 基本的に、1階部分のつみたてNISA枠で投資しないと、2階部分のNISA枠で投資ができません。

 

NISAとつみたてNISAのいいとこどりみたいなもんか?

 

1階部分はつみたてNISAへ移行可能

新NISA1

 1階部分は5年間のつみたてNISA枠ですが、5年程度では、つみたてNISAの長期投資というメリットがないと思いませんか?

 

 実は、1階部分については5年終了後、つみたてNISAへ移行することもできるんです。

 

 たとえば2028年まで新NISAで運用し、2029年から2042年まで(14年間)つみたてNISAで運用するなんてこともできる。

 

ココがポイント

つみたてNISAも5年延長し2042年まで投資可能になった。ただし、投資期間は今までどおり20年間。

つみたてNISAへ移行できるならアリかも…。

 

2階部分のみ投資もできる

新NISA2

 基本的に1階部分のつみたてNISA枠で投資しないと、2階部分のNISA枠で投資ができませんが、実は2階部分だけ投資する方法もあります。

 

 その条件とは、NISA口座を開設していた。または、投資経験者は2階部分だけ投資をすることができます。

 

 新NISAの情報がTwitter上に流れたとき、NISA利用者には、このつみたてNISA枠は不評で「投資信託を買ってすぐ売る」などツイートであふれていました。

 

 しかし、2階部分だけ投資ができることがわかると、とても嬉しそうだったのが印象的でした。

 

どんだけ、つみたてNISA嫌いなんや。

 

現行NISAから新NISAへ繰り越し(ロールオーバー)できる

新NISA3

 NISA利用者が気にしていた新NISAへの繰り越し(ロールオーバー)も、できることが確定しています。

 

 その繰り越しも、限度を超えて繰り越すこともできる。

 

 たとえば新NISAの限度額は122万円ですが、200万円でも繰越すことも可能です。

 

 では、110万円の場合はどうだろう?この場合はNISA枠の102万円と、つみたてNISA8万円の枠が使われる。

 

 追加で投資できるのは、12万円のつみたてNISA枠だけとなる。

 

現在、限度を超えている人も安心。

 

どんな人がむいているのか?

新NISA4

 どんな人が新NISAにむいているのでしょうか?個人的な意見を言うと、、。

 

 新NISAへ繰り越しできるし、NISA枠のみ投資できることから、現行NISA利用者は迷うことなく新NISAへいくべきでしょう。

 

 問題は、つみたてNISA利用者ですが新NISAのつみたてNISA枠が、現行のつみたてNISAと別物なら一旦移行するのもアリかもしれません。

 

 たとえば、別物だと仮定して2018年から2023年までの6年間つみたてNISAで投資する。

 

 その後、新NISAで5年間、つみたてNISAに戻り残り14年間できるとすれば、計25年間(900万円)投資できることになる。

 

さすがに、これはないよなァ。

 

 新NISAの期間も、つみたてNISAの20年に含まれるなら最終投資額が700万円になってしまうので、つみたて投信も個別株も両方投資したい人、意外にはメリットがないかも…。

 

もし後者なら、つみたてNISAのままいきますよ

 

 これまでどおり、長期運用するなら、つみたてNISAを継続するのが無難ですね。

 

 それと、最終的につみたてNISAで20年間、長期運用したいと考えているのであれば、2023年までに始めないと間に合いませんので気を付けてください。

 

2023年までに、またルールが変わるかもしれんけどな。

 

まとめ

 この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。

 

この記事のまとめ

● 新NISAの非課税期間は2024年から2028年までの5年間

● 年間投資上限額はNISA枠102万円+つみたてNISA枠20万円の2階建て構造

● 1階部分は、つみたてNISAへ移行可能

● 2階部分のみ投資もできる

● 現行NISAから新NISAへ繰り越し可能

 

 今回、あらためて新NISAについて調べ、記事にまとめました。

 

 僕が、つみたてNISAから新NISAへ移行するかは、つみたてNISAとは別物かどうか?それ次第です。

 

あまり期待しないでおこう。

 

 詳しい情報が入るまで、しばらく待ちましょう。それまでは、NISA・つみたてNISAに専念しないとね。

 

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 この記事が楽しいセミリタイア生活の参考になれば幸いです。

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