こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
現在の日米の株式市場は、未だコロナショックの影響により不安定な状況にあります。
それは突然でした。2020年2月24日に起こったコロナショックにより、2月21日の終値が日経平均23,386.74円、NYダウ28,992.41ドルを最後に現在も株価は下がったままになっている。
コロナウィルス問題は、1月ごろからニュースで見かけるようになりましたが、株式市場への影響は今ほどではなく、すぐに安定していたハズでした。

3月27日の終値で日経平均が19,389.43円(約-17%)、NYダウは21,636.78ドル(約-25.4%)となっています。

こんな状況になると、投資戦略をどうするか?考える必要がありますよね。
僕の投資戦略は簡単で売却せずに買い増しを続ける。たったこれだけ!
参考までに基本的には、以下の戦略を実行しています。
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配当金生活のための投資戦略!2020年の金のなる木の育て方
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この記事は2020年3月28日時点でのデータをもとに作成しています。
終息に備えて投資戦略を考える
投資戦略は売却せずに買い増しを続ける。として、具体的になにを優先して、買い増しするのか?僕の保有銘柄で説明します。
コード ティッカー | 銘柄 | セクター | 2/21 終値 | 3/27 終値 | 騰落率 (%) | 配当利回り (%) | 備考 |
6927 | ヘリオステクノHD | 資本財 | 392円 | 345円 | -12 | 1.74 | 放置 |
1555 | 上場豪州リート | 不動産 | 1,716円 | 943円 | -45 | 5.85 | 後回し |
RWR | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF | 不動産 | 107.64ドル | 72.87ドル | -32.3 | 4.83 | 後回し |
LIOP | ライオン・フィリップ S-REIT ETF | 不動産 | 1.2SGドル | 0.923SGドル | -23 | 1.42 | 後回し |
V | ビザ | ハイテク | 208.81ドル | 161.56ドル | -22.6 | 0.71 | 最優先 |
KHC | クラフトハインツ | 生活必需品 | 27.26ドル | 24.24ドル | -11 | 6.45 | 後回し |
TSM | タイワン・セミコンダクター | ハイテク | 55.59ドル | 46.91ドル | -15.6 | 3.34 | 最優先 |
JNJ | ジョンソン・エンド・ジョンソン | ヘルスケア | 149.93ドル | 123.16ドル | -17.9 | 3 | 優先 |
KO | コカ・コーラ | 生活必需品 | 60.13ドル | 42.81ドル | -28.8 | 3.7 | 優先 |
MCD | マクドナルド | 一般消費財 | 215.87ドル | 164.01ドル | -24 | 2.98 | 優先 |
MO | アルトリア・グループ | 生活必需品 | 45.89ドル | 36.64ドル | -20.2 | 9.17 | 優先 |
MSFT | マイクロソフト | ハイテク | 178.59ドル | 149.7ドル | -16.2 | 1.3 | 最優先 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 生活必需品 | 126.7ドル | 110.17ドル | -13 | 2.77 | 優先 |
T | AT&T | コミュニケーション | 38.55ドル | 29.84ドル | -22.6 | 6.79 | 優先 |
XOM | エクソンモービル | エネルギー | 59.13ドル | 36.95ドル | -37.5 | 8.96 | 後回し |
つみたてNISA | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 14,067円 | 10,547円 | -25 | 放置 | ||
つみたてNISA | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 12,861円 | 9,759円 | -24.1 | 最優先 | ||
企業型確定拠出年金 | 野村外国株式インデックスファンド | 30,940円 | 23,193円 | -25 | 最優先 |
バーゲンセール中のため、全銘柄買い増ししたいですが、投資資金は限られています。
全銘柄買い増ししてたら、投資効率が悪くなり資産や配当金を最大限増やせません。

そこで、この中から条件に合わせて最優先、優先、後回し、放置の4つに分けることにします。

最優先に買い増しする銘柄
最優先の条件として日経平均、NYダウともに24日以降は、株価は右肩上がりしているので、まずは直近の暴騰率が高くなおかつ、高成長な銘柄を選ぶ。

条件に合うのは、V、TSM、MSFTの3銘柄です。この中から、2銘柄を評価益になるまで最優先で毎月1株以上買い増しする。

個別銘柄とは別に、つみたてNISAではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、企業型確定拠出年金では野村外国株式インデックスファンドのみ買い増しを続ける。
最優先で買い増しするのは
- V、TSM、MSFTのうち2銘柄を毎月1株以上
- つみたてNISAではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 企業型確定拠出年金では野村外国株式インデックスファンド

優先して買い増しする銘柄
優先する条件として、コロナショック以前の業績や株価が安定している連続増配銘柄を選ぶ。

たとえば、JNJ、KO、MCD、MO、PG、Tの6銘柄の中から、毎月1銘柄を集中して買い増しします。とうぜんですが、評価益になるまで買い増しを続ける。
優先して買い増しするのは
- JNJ、KO、MCD、MO、PG、Tのうち1銘柄を毎月1株以上

後回しにする銘柄
後回しする条件として、コロナショック以前から株価が下がっていた銘柄や、新型コロナウィルスが収束しても、業績や株価回復まで長引きそうな銘柄を選ぶ。たとえばKHC、XOM、REITなどですね。

後回しにするのは
- KHC、XOMなどは後回し
- REIT銘柄も後回し

放置する銘柄
コロナショック以前から、買い増しする予定もなくこれまで放置していた銘柄。ヘリオステクノやeMAXIS Slim 先進国株式インデックスなどが該当します。
放置するのは
- ゆいいつ保有している国内個別銘柄のヘリオステクノ
- 現在、つみたてしていないeMAXIS Slim 先進国株式インデックス

いつまで続けるのか?
過去に起こった感染症SARS(重症急性呼吸器症候群)を調べてみると、発生から終息宣言までに9ヶ月かかっています。
2003年12月31日時点のデータによれば、報告症例数は、2002年11 月〜2003年8月に中国を中心に8,096人で、うち774人が死亡している。
1,707人(21%)の医療従事者の感染が示すように、医療施設、介護 施設などヒト−ヒトの接触が密な場合に、集団発生の可能性が高いことが確認されている。
起因病原体特定のためのWHOを中心とした各国の協力と、古典的「隔離と検疫」対策を用いて収束がはかられ、2003年4月16日の新型のSARSコロナウイルス(SARS-CoV)特定に続き、7月5日終息宣言が出された。
このことから終息するのは夏ごろと考えています。それまでは、この投資戦略をもとに投資を続ける。

まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
最優先するのは、割安な高成長3銘柄
優先するのは、割安な安定、連続増配銘柄6銘柄
後回しにするのは、問題が終息してからでも間に合う5銘柄
放置するのは、もともと放置していた2銘柄
コロナウィルスは夏ごろまでに終息するといいな
株価が下がって資産や配当金を増やすチャンスだからといって、生活防衛資金に手を出さないこと。
成功すればいいですが、僕にも経験がありますが大抵失敗し後悔します。
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この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。