こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
前回の記事で、2022年10月からiDeCoに加入することを決めましたが、どの運営管理機関を利用すればいいのでしょうか?
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セミリタイアを目指すならiDeCoに加入すべき?メリット・デメリットとは
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運営管理手数料、運用商品、管理のしやすさを考えた場合、ネット証券にするべきでしょう。
そこで今回、口座を持っている楽天証券、SBI証券の大手ネット証券2社を比較し、iDeCoを始めるならどちらがオススメなのか紹介します。
この記事は2020年6月28日時点でのデータをもとに作成しています。
iDeCoにはSBI証券がオススメ
結論からいうと、運営管理手数料、運用商品、管理のしやすさなど総合的に考えて、SBI証券がオススメ!
楽天証券とSBI証券を徹底比較
なぜ、楽天証券でなくSBI証券がオススメなのか?運営管理手数料、運用商品、管理のしやすさの3つのことについて徹底比較してみましょう。
1.運営管理手数料
1つ目は、長期運用することになるiDeCoでは、運営管理手数料もバカにならず少しでも減らしておきたいところですよね。
その点、楽天証券もSBI証券も、証券会社に支払う運営管理手数料は無料となっているので安心です。
しかし、国民年金基金連合会と信託銀行への手数料は、両証券とも同じ額がかかってしまうので注意が必要。
2.運用商品
2つ目は、iDeCoで長期運用するにあたり運用商品選びが重要になってきます。そこで、楽天証券とSBI証券で取り扱っている運用商品について調べてみました。
楽天証券
楽天証券で、取り扱っている運用商品は32本と多いですが、意外にも投資したいと思える魅力的な商品が少ないのが欠点。
それでも、選ぶとするなら以下の3本でしょうか。いずれも外国株式を中心とした経費率を抑えた投資信託を選んでみました。
楽天証券ならこの3本

SBI証券
SBI証券では、オリジナルとセレクトの2つのプランから、どちらか1つのプランを選ぶ必要がありますが、オリジナルのほうは経費率も高く、魅力的な商品もないのでオススメしません。

セレクトプランには、楽天証券にはないeMAXIS Slimシリーズがあり、これだけでSBI証券を選ぶ価値があるといっても過言ではありません。
この中から、魅力的な3本選びました。それが以下の商品になります。

3.管理のしやすさ
3つ目の管理のしやすさですが、本来であれば証券資産と年金資産は別サイトで管理することになります。そうなると、管理が煩雑になりイライラしてしまいますよね。


(引用)楽天証券 楽天証券iDeCoの魅力
楽天証券では、証券資産と年金資産が同じサイトで確認できるだけでなく、1つのIDで一括管理ができるので管理のしやすさは圧倒的に楽天証券でしょう。

楽天証券とSBI証券を選ぶなら
運営管理手数料は、どちらも無料なので選ぶ理由になりませんが、運用商品か管理のしやすさ、どちらを重視するかで選んではどうでしょうか?
運用商品を重視するならSBI証券を、管理のしやすさを重視するなら楽天証券を選ぶといいかもしれません。

まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
- 運営管理手数料は、どちらも無料
- SBI証券には魅力的な商品がある
- 楽天証券は証券資産と年金資産を1つのIDで管理できる
- なにを重視するかで運営管理機関を選ぼう
楽天証券に比べて、管理のしやすさは劣りますが魅力的な商品あるSBI証券に決めました。
理由は簡単、管理するといっても1度設定してしまえば、基本いじることはありませんし、資産を確認するのも月1回なので、そこまで影響はないという判断です。
それよりも、経費率の低い商品があるSBI証券のほうが長い目で見たときに、少しでも資産増加につながると考えたからです。
ただし、2022年10月までに楽天証券が商品を見直した場合、気が変わるかもしれませんが……。それまで、楽しみに待っていたいと思います。
この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。