すーまん

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【資産評価額】企業型確定拠出年金を16年間で倍増させた3つの方法

2020年8月16日

企業型確定拠出年金

こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。

現在の会社で退職金制度がなくなり、2004年から企業型確定拠出年金で運用することになって、2020年現在で16年経っています。16年間資産運用した結果、拠出総額に対し資産評価額を約2.14倍にすることができました。

今回の記事では、資産評価額を増やした3つの方法である。運用商品を減らす、集中投資をする、放置するについて詳しく紹介します。

この記事は2020年8月15日時点でのデータをもとに作成しています。

この方法を試す場合は、あくまでも自己責任でお願います。

これまでの資産評価額

企業型確定拠出年金

2005年3月末時点で70,000円だった資産評価額も、2020年8月15日時点で5,661,677円になりました。拠出総額は2,646,000円なので3,015,677円(約2.14倍)が増えたことになります。

会社からの拠出額は月14,000円。企業型確定拠出年金をはじめた当初から16年間変わっていません。

月14,000円で、よくここまで増やせたもんだ。

企業型確定拠出年金 推移

今でこそ資産評価額は倍以上になりましたが、最初8年間は減らさない資産運用をしていたため、まったくと言っていいほど増やすことができませんでした。

16年間で評価損益がマイナスだったのは、たったの2年ですわ。

3つの方法

決心

退職金代わりの企業型確定拠出年金ですが、当初は将来のことを考えて資産を増やすより、減らさないようにするため元本保証型を中心に、国内債券バランス型国内株式ファンドなどいろいろな銘柄に分散投資していました。

たしかに、大きく減りはしないけど増えもしない。楽天証券での資産運用もイマイチぱっとしなかったため、アベノミクスを機に2013年から資産を増やすよう方針を変更。

当時、最悪ゼロになっても良いから思い切って、増やす投資をすると考えてました。

足りなければ、定年後も働けばいいんや。

資産を増やすためにやったことは簡単。運用商品を減らす、集中投資をする、放置するの3つ方法をやっただけです。

1.運用商品を減らす

まずはじめに、分散しすぎた運用商品をすべて売却し、野村外株インデックスファンド野村国内株式インデックスファンドの2つに預替えをしました。

運用比率は50%ずつと、かなり攻めますよ。

その後、日経平均が伸び悩みはじめたため、2016年に野村外株インデックスファンド1本に減らしています。

2015年は順調だったのに、2016年に入りイマイチでしたからね。

2.集中投資する

運用商品を減らすだけでは意味がありません。購入割合設定を変えない限り、また分散投資してしまうことになります。そこで預替えした運用商品を同じ比率である50%ずつ購入する設定にしました。

2016年には、野村外株インデックスファンドに100%購入する設定に変更しています。

さらに資産を増やしたいので、野村外株インデックスファンドに集中投資しますよ。

3.放置する

楽天証券での資産運用でひんぱんに売買を繰り返していましたが、資産を増やすどころか大きく減らしていました。その経験から、一切売却せず毎月一定額購入するドルコスト平均法で放置することにしました。

基準価額が上がると資産が増えて嬉しい。下がるとたくさん買えて嬉しい。それがドルコスト平均法なんや。

これまでにポートフォリオを変更したのは、たったの2回。それ以外は、何もせず放置したおかげで資産評価額を5,661,677円にまで増やせました。

参考までにつみたてNISAでは

つみたてNISA

企業型確定拠出年金を大きく増やせたのは、たまたま時期がよかった。すーまんだからできた。お金があったからできた。1回だけ増やせただけでは、こう言われてもしょうがありません。

いつ始めても、誰がやっても、お金がなくても3つの方法をやるだけで増やせることを証明するため、2018年からつみたてNISAを開始。

つみたてNISA

当初の運用商品は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスを運用。途中でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が追加されたので、こちらに集中投資しています。

結果として1,204,729円と掛金である1,040,000円に対し、164,729円(15.84%)も大きく資産を増やすことができました。

運用商品さえ、間違えなければ大きく増やせますよ。

つみたてNISAでの運用商品、投資信託の考え方や必要なことは「お金は寝かせて増やしなさい」と「超簡単 お金の運用術」の2冊の本に、ギュッと詰まっており非常に参考になりました。今でも十分通用する内容で、個人的には良作本だと思います。

ハッキリ言って投資信託のことなら、この2冊さえ読めば十分や。

さらにiDeCoではどうする?

考え事

2022年10月からは、iDeCoで運用を開始する予定です。今考えている運用商品は楽天証券なら楽天・全世界株式インデックス・ファンド。SBI証券ならeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)でしょうか。

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理由は簡単で、企業型確定拠出年金、つみたてNISA、iDeCoでまったく違う商品で運用結果を比べてみたいからです。

どの商品が一番増やせるか実験するで。

まとめ

この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。

この記事のまとめ

  • 現時点の資産評価額は5,661,677円。拠出総額は2,646,000円3,015,677円(約2.14倍)増えた
  • 資産を増やすため運用商品を減らす、集中投資をする、放置するの3つ方法をやった
  • 投資信託については、オススメの2冊の本を読めば十分
  • つみたてNISAでも、大きく資産を増やすため運用中
  • iDeCoでも投資予定。投資結果を比べたい

企業型確定拠出年金など投資信託で運用する場合、資産全体でポートフォリオを考えているのであえて集中投資しています。

楽天証券口座で個別株やETFなど売買することで、国内株、外国株、REITの運用比率を調整する。

次に運用商品を見直すのは、セミリタイアをしてiDeCoにまとめる時でしょうね。

その時、どのぐらい増えているか楽しみでしょうがない。

この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。

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