こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
これまで、日興フロッギーでは投資をしたいETFがなく、ポイント投資をはじめた当初は、日本個別株に投資をしていました。
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【日興フロッギー】はじめてのポイント投資!投資を決めた3銘柄と理由
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2020年10月9日ついにこのときが来ました。なんと、日興フロッギーにて、海外に投資するETFが7本も追加されたんです。
この追加された7本のETFから、投資したいと選んだのは世界株に投資する「1554 上場インデックスファンド世界株式(MSCI-ACWI)除く日本」(上場MSCI世界株)です。それでは、このETFを選んだ理由を詳しく紹介します。

この記事は2020年10月16日時点でのデータをもとに作成しています。
今回追加されたETFはこの7本
投資対象 | コード | 銘柄 | 信託報酬(税抜) |
全世界 (除く日本) | 1554 | 上場インデックスファンド世界株式 (MSCI-ACWI)除く日本 | 0.24% |
先進国 | 1680 | 上場インデックスファンド海外先進国株式 (MSCI-KOKUSAI) | 0.24% |
2513 | NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI 指数(為替ヘッジなし)連動型上場投信 | 0.17% | |
2514 | NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI 指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信 | 0.17% | |
米国 | 2562 | 上場インデックスファンド米国株式 (ダウ平均)為替ヘッジあり | 0.3% |
2521 | 上場インデックスファンド米国株式 (S&P500)為替ヘッジあり | 0.15% | |
2563 | iシェアーズ S&P500 米国株 ETF (為替ヘッジあり) | 0.075% |
今回、追加されたETFは全世界が1本、先進国が3本、米国が3本となっています。これまで、日興フロッギーで取扱いETFとして30銘柄ありました。

そのうち、海外の株に投資する銘柄といえば、中国株式、ブラジル株式、新興国株式など、新興国に投資する銘柄ぐらいしかなく、投資したいと思えるものではありませんでした。

1554 上場MSCI世界株を選んだ3つの理由
10月15日・16日で、その時保有していた個別株3銘柄をすべて売却し、上場MSCI世界株(1554)を選びました。その理由として3つあります。

多くの国、銘柄に分散投資できる
まず1つ目は、多くの国、銘柄に分散投資できるのでリスクを抑えられる。上場MSCI世界株(1554)では、MSCI ACWI ex Japanインデックスに連動する運用結果を目指して運用を行っています。
MSCI ACWI ex Japanインデックスとは
先進国23ヶ国、新興国23ヶ国、銘柄数2,484で構成されているMSCI ACWIインデックスから、日本を除いた指数になります。
*2017年1月末時点

上位構成国
国名 | 分類 | 構成比(%) | 国名 | 分類 | 構成比(%) |
アメリカ | 先進国 | 62.56 | カナダ | 先進国 | 2.9 |
中国 | 新興国 | 5.59 | ドイツ | 先進国 | 2.76 |
イギリス | 先進国 | 3.81 | 豪州 | 先進国 | 1.88 |
フランス | 先進国 | 3.05 | 台湾 | 新興国 | 1.7 |
スイス | 先進国 | 2.98 | 韓国 | 新興国 | 1.61 |
その他 | 11.17 |
(引用)日興アセットマネジメント株式会社 上場MSCI世界株(1554) マンスリーレポート2020年9月30日
最新のデータで、このETFを構成している国を見てみると、約62%がアメリカと高い構成比率となっていて、2位の中国と圧倒的な差があります。

上位構成銘柄
銘柄 | セクター | 構成比(%) | 銘柄 | セクター | 構成比(%) |
APPLE | IT | 4.2 | ALPHABET C | コミュニケーション | 0.93 |
MICROSOFT | IT | 3.17 | ALPHABET A | コミュニケーション | 0.92 |
AMAZON | 一般消費財 | 2.79 | J&J | ヘルスケア | 0.82 |
FACEBOOK A | コミュニケーション | 1.32 | TENCENT | コミュニケーション | 0.79 |
ALIBABA | 一般消費財 | 1.15 | TSMC | IT | 0.77 |
(引用)日興アセットマネジメント株式会社 上場MSCI世界株(1554) マンスリーレポート2020年9月30日
上位構成銘柄を見ると、10銘柄中7銘柄が米国株でありGAFAMがすべて入っています。全世界、先進国、米国(S&P500)の上位には必ず入っていて、違いといえば残りの銘柄や構成比率が違う程度。
GAFAMとは
- G Google
- A Apple
- F Facebook
- A Amazon
- M Microsoft
の頭文字をとって名付けられた言葉。

値上がりに期待できる

(出典)日興アセットマネジメント 上場MSCI世界株1554
2つ目は、2011年3月8日に上場して以来、基準価額、指数ともに右肩上がりになっており、これからも値上がりに期待できること。現時点で約2.3倍になっています。

(出典)日興フロッギー 世界中の株を100円で! ETF7本が新たに追加されました
しかも、上場日から2020年9月30日まで、毎日100円ずつ積み立てた場合、23万円に対し評価額は34万円になります。

全世界株式に投資するETFを保有していない
3つ目は、全世界株式に投資するETFを保有していないこと。企業型確定拠出年金では、先進国。つみたてNISAでは、米国株(S&P500)に投資する投資信託やETFを保有しています。
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どうせ買うなら、保有していない全世界に投資するETFにしようと考えました。

信託報酬が高いのが欠点
全世界に投資するETFとはいえ信託報酬が0.24%(税抜)、もう1つあるMAXIS全世界株式(2559)の信託報酬0.078%(税抜)と比べて高いのが欠点。eMAXIS Slimなど、一部の投資信託の信託報酬よりも高い。

まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
- 海外の株に投資するETFが7本追加
- 上場MSCI世界株(1554)を3つの理由で選んだ
- 1つ目、多くの国・銘柄に分散投資できる
- 2つ目、リスクを抑えつつ値上がりに期待できる
- 3つ目、全世界ETFを保有していない
- 信託報酬が高いのが欠点
以上のことから、上場MSCI世界株(1554)に投資しました。人によっては「外国株式(為替ヘッジなし)ETF(2513)」、「外国株式(為替ヘッジあり)ETF(2514)」、「iS S&P500 米国株ETF(為替ヘッジあり2563)」に、投資するのもありかもしれません。
この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。