こんにちは、兼業投資家すーまん(@2525suman)です。
以前、50歳でセミリタイアを目指すロードマップ記事を書きました。それによって、頭の中にあったイメージを整理できただけでなく、最終目標や3年ごとの目標についても、しっかりと設定することができました。
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【資産5000万円】50歳でセミリタイアを目指す!ロードマップを考える
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次に考えないといけないのが、セミリタイア後の収入源と、その出口戦略です。今回、それらについて考えましたので詳しく紹介します。
この記事は2021年8月22日時点でのデータをもとに作成しています。
セミリタイア後の収入源
セミリタイア後の収入源として考えているのは、以下の8つの収入源です。現在、ブログ運営やアンケートもやっていますが、安定収入とはいえないのでないものとします。
あれば、ラッキー程度に思っておこう。
収入源
- 仕事
- 株式投資
- REIT
- 雇用保険
- つみたてNISA
- 退職金
- iDeCo
- 年金
仕事
ここでいう仕事とは、アルバイト、パート、派遣などの非正規で週2、30時間程度、社会保険に加入できて手取り月10万円ぐらいと考えています。
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セミリタイア後の仕事について考える
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週5フルタイムは、ゴメンやで。
株式投資
株式投資では、収入源として主に配当金や貸株金利になります。REIT込みで、月10万円ぐらいを考えています。

3,000万円もあれば、多分いけるハズや。
REIT
REITでは、収入源として主に分配金や貸株金利になります。こちらも株式投資込みで、月10万円くらいを想定しています。

株式だけでなく、不動産にも分散するやで。
雇用保険
雇用保険では、収入源として失業手当を考えています。雇用保険の加入期間と仕事を辞めた理由が自己都合か会社都合かによって、給付日数に違いがあり、基本手当日額に給付日数をかけると、失業手当の支給総額がわかります。
ざっと計算すると、私の場合は月18万円程度を5ヶ月間(150日)支給されるようです。さらに、職業訓練校に通うことで給付日数を延長することもできる。ただし、ある程度給付日数が残っている必要があります。

もし通うとしたら、6ヶ月コースがええな。
つみたてNISA
つみたてNISAでは、収入源として売却益となります。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に、年間40万円投資。年間利回り5%として、10年後に約510万円になる予定。

2030年まで、投資予定やで。
退職金
退職金については、2021年から一時はなくなっていた退職金制度が復活。セミリタイア予定の2029年の時点で、相場の金額である70万円を一時金として受取る予想です。

実際、どのくらいになるかわからんけどな。
iDeCo
iDeCoについて、収入源は売却益となります。現在、企業型DCで資産運用しており掛金1.4万円/月で評価額が約790万円。セミリタイア後は、iDeCoに移行して60歳まで資産運用を継続していく予定。
今年42歳ですが、現時点で資産は約2000万円🤥
— すーまん (@2525suman) August 21, 2021
ここまでくれば、とりあえず60歳以降は働かなくて済みそう🥺#資産運用 pic.twitter.com/bsWP4YwHmZ
年間利回り5%、60歳まで運用することで最終的に約2,360万円くらいにはなりそうです。受け取り方法についても、一時金と年金で併用することで、最大限控除を生かして税金を抑える。
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もはや、これだけで老後は安心やん。
年金
年金については、50歳まで正社員で働き、それ以降は非正規で60歳まで働きます。基本的に全期間厚生年金に加入、年金の受取りを70歳まで繰り下げることで約17万円/月受け取れる予定となっています。

これだけあれば、ええんとちゃう。
収入源の出口戦略
セミリタイア後の収入源を確保したところで、いつどのように使っていくか?出口戦略についても考えてみました。
セミリタイア1年目(2030年)
セミリタイア1年目は、以下の4つの収入源で生活する。とくに雇用保険については、自己都合扱いになるので実際に失業保険を受け取れるまでに2ヶ月以上待つことになります。職業訓練校に通って、給付期間を延長するにしても9ヶ月くらいを想定。
4つの収入源で、平均29.8万円/月は確保できそうです。
収入源
株式投資+REIT+雇用保険+退職金=29.8万円/月

この1年は余裕で暮らせそうやで。
セミリタイア2年目以降(2031年〜)
セミリタイア2年目以降は、以下の4つの収入源で生活する。2年目以降から、60歳まで非正規で仕事を始める、つみたてNISAを取り崩していく。
この4つの収入源で、平均24.7万円/月と最も少なくなる期間であり、何も考えずに使うとあっという間に資産を減らすハメになる。
収入源
仕事+株式投資+REIT+つみたてNISA=24.7万円/月

まあ、普通に暮らす分には大丈夫やろ。
60歳以降(2039年〜)
60歳以降は、以下の3つの収入源で生活する。この10年目から、仕事は完全に辞めるので収入が激減しますが、代わりに大きく成長するであろうiDeCoが収入源に加わります。
この時期から、投資を止めて資産を取り崩し始めたいと考えています。まずは、iDeCoの資産約2,360万円を10年間で使い切る。
その点も考慮すると3つの収入源で、平均29.6万円/月は確保予定。
収入源
株式投資+REIT+iDeCo=29.6万円/月

iDeCoのおかげで、仕事しなくても余裕でいけそうや。
70歳以降(2049年〜)
70歳以降は、以下の3つの収入源で生活する。この時期から、繰り下げた年金を受け取って収入源に加わります。
この3つの収入源で、平均27万円/月が確保できる予定です。
収入源
株式投資+REIT+年金=27万円/月

なかなか、悪くないやん。
まとめ
この記事を簡単にまとめると、こんな感じになる。
この記事のまとめ
- セミリタイア後の収入源は8つ
- いつどのように使っていくのか?出口戦略を考えました
- セミリタイア後の収入は、月25万円くらいは確保できそう
- 悪い方向に予定が狂いそうなら随時修正
今回、セミリタイア後の収入源と、その出口戦略について紹介しました。収入源の柱となる株式投資とREITについては、連続増配銘柄に投資をしているので60歳以降に投資を止めたとしても、配当や分配金は増えていくと考えている。
基本的に、この収入源と出口戦略でやっていくつもりですが、悪い方向に予定が狂いそうであれば、随時修正したいと思います。
この記事が楽しいセミリタイアの参考になれば幸いです。