セミリタイア生活まで、残り1年を切りました。そこで、今のうちに考えておきたい事の1つに退職後の税金・保険料の事があります。
ちょっとネットで調べただけでも、思っていた以上に高額の支払いだったと、よく目にします。
今回は退職後、自分の税金・保険料をいくら支払う必要があるのか?事前に調べる事で、退職後に備えておこうと思いました。
今から備えとかな、間に合いませんわ。
退職後の税金・保険料
以前記事にしたシナリオをもとに、神戸市に移住後、最短で非正規で働く場合と職業訓練校へ行った場合とで、2024年6月から2025年3月末までの税金・保険料を給与収入だけで計算してみました。

計算は国保シミュレーターを使えば簡単や。
再就職手当等を満額受け取るため、8月から時給1,300円、8時間/日、週3日で非正規で働くとして、厚生年金と健康保険料は、再計算されて安くなると考え計算しています。
住民税についても、2023年のうちに医療費控除、ふるさと納税を活用し、なるべく納付額を下げる工夫をする。
非正規労働 | 金額(円) | 備考 |
---|---|---|
健康保険料 | 172,124 | |
住民税 | 138,500 | 6月、8月から毎月支払い |
所得税 | 30,000 | 8月から毎月支払い |
国民年金 | 33,040 | 6月、7月支払い |
厚生年金 | 92,232 | 8月から毎月支払う |
総納付額 | 465,896 |
次に、すぐに再就職せず職業訓練校に通った場合、非正規労働の場合よりも税金・保険料の負担が倍近くなる事がわかった。
職業訓練校 | 金額(円) | 備考 |
---|---|---|
健康保険料 | 550,500 | 6月から翌年3月まで支払う |
住民税 | 138,500 | 6月、8月、10月、1月まで支払う |
国民年金 | 165,200 | 毎月支払う |
付加年金 | 4,000 | 毎月支払う |
総納付額 | 858,200 |
ただし、あくまでも現時点での予想なので、計算が間違っていたり今年の年収や株式配当、売却益、雑所得などによっても、結構違ってくると思います。

負担大きすぎやろ
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参考退職後のセミリタイア生活について考える3つのシナリオ
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給付金
失業給付金を受け取る前に、非正規でも就職すると条件次第で850,065円程度、再就職手当等を受け取れる。
非正規労働 | 金額(円) |
---|---|
再就職手当 | 632,625 |
就業促進着手金手当 | 217,440 |
総給付額 | 850,065 |
職業訓練校に通い2025年3月まで、失業給付金を受け取ると1,102,575円になります。
職業訓練校 | 金額(円) |
---|---|
失業給付金1回目 | 90,375 |
失業給付金2回目以降 | 1,012,200 |
総給付額 | 1,102,575 |

再就職手当等を受け取ったほうがお得やん。
まとめ
非正規労働、職業訓練校どちらも税金・保険料を支払っても黒字ですが、なるべく資産を取り崩さず生活するのであれば、なるべく早く非正規労働したほうが良いという結論になりました。
なるべく早く非正規で働くつもりですが、実際その時になったら気が変わらないとも限りません。
最終的な判断は、1年後の自分に任せたいと思います。

知らんけど。